鬱陵島(ウルルンド)旅行を初めて計画するとき、いちばん迷うのがフェリーの予約です。出航地が江陵・墨湖・厚浦・浦項の4か所もあるので、どこから乗ればいいのか最初から迷ってしまいますよね。イージーチケットが出航地別のフェリー情報、予約サイト、2泊3日の日程と旅行費用まで一度にまとめてみました。

🚢 鬱陵島のフェリーを一目でチェック
鬱陵島には空港がありません。フェリーが唯一の交通手段です。韓国国内から鬱陵島へ向かう港は江陵港・墨湖港(トンヘ)・厚浦港・浦項港の4か所で、到着地は沙洞港または苧洞港になります。
出航地別の所要時間比較
| 出航地 | 所要時間 | 運航会社 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 江陵港 | 約3時間 | シースポビル | 首都圏からKTXでアクセスしやすい |
| 墨湖港(トンヘ) | 約2時間40分 | シースポビル | 最も近い出航地 |
| 厚浦港 | 約2時間30分 | テジョフェリー | 盈徳(ヨンドク)近郊、静かな雰囲気 |
| 浦項港 | 約3時間30分 | ウルルンクルーズ・テジョフェリー | 便数が多い |
首都圏から出発するなら江陵・墨湖、嶺南圏なら浦項・厚浦が便利です。港までの移動時間と船の所要時間を合わせて比較してみましょう。
📌 鬱陵島フェリーの予約方法
鬱陵島旅行はフェリーがすべての鍵を握っているので、予約サイトを正確に把握することがスタートラインです。運航会社ごとにサイトが異なります。
運航会社別の公式予約サイト
- シースポビル — 江陵・墨湖発。シーフラワー号を運航
- ウルルンクルーズ — 浦項発。サンフラワークルーズ号を運航
- テジョフェリー(愛称「船の大統領」) — 浦項・厚浦発。エルドラド・エクスプレス号を運航
- カボゴシプンソム(行きたい島) — 旅客船統合予約ポータル。1か所ですべての航路を検索可能
予約開始時期とコツ
- 通常は出航日の1〜2か月前から予約が始まります。
- 7〜8月の繁忙期や週末、連休は予約開始直後に満席になる日が多いです。
- 正確な予約開始時刻に合わせるには、標準時刻の確認が役立ちます。
🎯 出航地別おすすめ — どこから乗るのがいい?

首都圏からなら — 江陵港がおすすめ
ソウルからKTXで江陵駅まで約2時間、江陵駅から江陵港までタクシーで10分です。乗り換えの負担が少なく、初めて訪れる方に人気があります。
時間重視なら — 墨湖港(トンヘ)
船の所要時間が最も短い航路です。清凉里(チョンニャンニ)からKTX-イウムでトンヘ駅まで直行すれば、港まですぐです。
嶺南圏からなら — 浦項港
便数が多く、代替便を確保しやすいです。欠航時に別の船に振り替えられる余地があるので、天候が不安定な時期に有利です。
静けさ重視なら — 厚浦港
慶尚北道蔚珍郡(ウルジングン)にある港で、比較的静かです。車を持ち込む旅なら、厚浦航路も良い選択です。
🗓️ 2泊3日の日程の立て方
鬱陵島は初日と最終日をフェリー移動に充てる必要があるため、実質的な観光には2泊3日がちょうどいい日程です。独島(ドクト)と聖人峰(ソンインボン)の両方を組み込むなら、日程の配分が重要になります。
1日目 — 入島と海岸めぐり
午前の船で入島 → 宿にチェックイン → 道洞(トドン)・苧洞(チョドン)の海岸散策 → 蓬莱の滝(ポンネポッポ)・観音島(クァヌムド)というコースなら無理なく回れます。
2日目 — 独島または聖人峰
体力と天候に応じて、どちらか一方を選ぶのが現実的です。
- 独島上陸:苧洞港から出発、往復約4時間。1回の上陸人数は470人に制限されており、実際に独島に滞在できるのはわずか20分ほどです(接岸できた場合)。
- 聖人峰登山:標高986m。KBS中継所コース基準で往復5〜6時間。登山靴は必須です。
独島上陸申請の方法が気になる方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください!
3日目 — 最後の観光と出航
午前中に羅里盆地(ナリブンジ)やヘンナム海岸散策路をまわり、午後の船で出航する流れが最も無難です。
独島は天候によって接岸できないことがよくあります。2日目に独島へ挑戦→欠航なら3日目に再挑戦という余地を残すには2泊3日はタイトなので、独島を旅の中心に据えるなら3泊4日をおすすめします。
💰 鬱陵島旅行の費用はどれくらい?
費用は出航地・シーズン・宿のグレードによって差が大きいです。1人あたりのおおよその予算をまとめてみました。
1人あたり2泊3日の予算(繁忙期基準)
| 項目 | 金額(ウォン) | 備考 |
|---|---|---|
| 往復フェリー | 13〜17万 | 出航地・シーズンにより差あり |
| 独島往復フェリー | 約6万3,500 | 一般席基準(出典:ウルルンクルーズ) |
| 宿泊(2泊) | 14〜24万 | ペンション・モーテル基準 |
| 食費(5食) | 10〜15万 | ホンハップパプ(ムール貝ご飯)・タッケビグクス(フジツボ麺)など |
| 陸上観光・レンタカー | 8〜15万 | 一周コース |
| 合計 | 約50〜75万 | 1人あたり |
自由旅行に負担を感じるなら、フェリー+宿泊+陸上観光がセットになったパッケージも良い選択です。初めて訪れる方には、動線や接岸トラブルまでパッケージ側が調整してくれるので楽です。
🏨 宿選びのコツ
鬱陵島の宿は道洞港・苧洞港・沙洞港エリアに集中しています。エリアごとの特徴を知っておくと、動線がぐっと楽になります。
- 道洞港エリア — 飲食店・生活施設が最も多いです。初めて訪れる方にも無難です。
- 苧洞港エリア — 独島行きの船が出る港なので、独島の日程があるなら有利です。
- 沙洞港エリア — 大型旅客船の発着地。新築の宿が多めです。
繁忙期にはフェリーの予約と宿の予約を同じ日にまとめて済ませることをおすすめします。船のチケットを確保する前に宿だけ押さえると、欠航や満席で日程が崩れることがあります。
⚠️ 乗船前チェックリストと注意事項
フェリーの予約が済んだら、出航当日にミスなく乗船することも大切です。事前にチェックしておきましょう。
出航前チェックリスト
- 身分証明書の携帯必須 — 忘れると乗船拒否、子どもは住民登録謄本または健康保険証でも可
- 旅客は出航1時間前、車を持ち込む場合は2時間前までに到着(出典:ウルルンクルーズ)
- 前日・当日朝の天気予報と欠航案内を確認
- 酔い止め薬は出航30分〜1時間前に服用
- レインコート・ウインドブレーカー・登山靴(聖人峰に行く場合)
- カード決済不可の店もあるので、現金を少し用意
払い戻し規定(繁忙期共通基準)
| 取消時期 | 払い戻し |
|---|---|
| 出航4日前まで | 全額払い戻し |
| 出航3日前 | 運賃の10%を差し引き |
| 出航1日前 | 運賃の20%を差し引き |
| 出航当日・以降 | 運賃の50%を差し引き |
運航会社やシーズンによって払い戻し規定が異なる場合があります。決済前に該当運航会社の公式案内をもう一度確認してください。天候による欠航は全額払い戻しが原則です。
❓ よくある質問(FAQ)
Q. 鬱陵島行きのフェリーはどれくらい欠航しますか?
年間の欠航率はおよそ15〜20%程度とされています。春の高波、夏の台風、冬の強風の時期は特に欠航が多くなります。日程に1日ほど余裕を持たせるのが安全です。
Q. 独島の上陸には予約が必須ですか?
現地(鬱陵島到着後)での窓口購入も可能ですが、繁忙期は事前のオンライン予約が安全です。定員は1回470人に制限されています。接岸は天候によって決まるため、独島まで着いても旋回して引き返すこともあります。
Q. 船酔いがひどいのですが、どうすればいいですか?
最も所要時間が短い墨湖港航路を選び、座席は船体中央・下層が揺れが少ないです。酔い止め薬は出発1時間前の服用が基本です。
Q. 車を持ち込むこともできますか?
可能です。カーフェリー(エルドラド・エクスプレス、サンフラワークルーズ)の航路で車両の積み込みができます。車両登録証の携帯必須、出航2時間前までの到着が原則です。ただし、島一周コースにはレンタカーの方が効率的という声も多いです。
Q. インターネットや交通カードは問題なく使えますか?
主要3社の通信網はほとんどの場所でつながります。ただし羅里盆地や海岸の崖沿い区間には電波の届きにくいエリアがあります。交通カードは使えない店もあるので、現金を少し用意しておきましょう。
鬱陵島旅行はフェリーの予約が半分を占めるといっても過言ではありません。出航地選び、予約のタイミング、欠航への備えまで前もって押さえておけば、初めての訪問も難しくありません。今回のガイドをチェックリスト代わりに、じっくり準備を進めてみてください。
画像の出典1
- 대표 이미지 - 한국관광공사 (출처표시)