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ミルフォード・サウンドツアー、バスと小型飛行機どちらがお得?

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南島(サウスアイランド)の日程が3~4日しかないなら、答えは比較的シンプルです。ミルフォード・サウンドツアーは、往復バスだと1日まるごと(12~14時間)使ってしまいますが、往復の小型飛行機なら4~5時間で終わります。その代わり料金はNZD 292 対 730ほどに分かれ、小型飛行機は天候によって当日の朝にひっくり返ることもあります。この記事は「1日を節約する価値があるか」を数字で検証してみました。

選択肢は実は3つあります(ひと目で比較)

クイーンズタウンからミルフォード・サウンドへ行く方法は、大きく3つです。往復バス、片道のみ飛行機(コーチ+クルーズ+フライ)、そして往復の小型飛行機です。日程が短い旅行者にとって本当の勝負は、2番目と3番目の選択肢の間にあります。

区分往復バス+クルーズコーチ+クルーズ+フライフライ+クルーズ+フライ
料金(1人)NZD 292~NZD 899NZD 730~
総所要時間10~14時間終日(午後帰着)4~5時間
出発時刻06:45・06:55・07:3507:0010:00・12:15
片道移動バス約5時間行きはバス5時間/帰りは飛行機飛行機約45分
クルーズ1.5~2時間2時間1.5~2時間
天候によるキャンセルほぼなし(道路閉鎖時は例外)飛行便のみ影響影響大

料金は運営会社やシーズンによって変わるので、予約時にもう一度確認するのがおすすめです。表を並べて計算してみると、往復の小型飛行機がコーチ+クルーズ+フライよりむしろ安く、しかも時間はずっと短いという点が目を引きました。この組み合わせが、この記事のポイントです。


往復バスツアー、12時間は何に使われるのか

クイーンズタウン発ミルフォード・サウンドのデイツアーは、通常早朝6時45分~7時35分のホテルピックアップから始まります。バスで片道約5時間、クルーズ1.5~2時間、そして再び5時間走って夕方に戻ってきます。ニュージーランド環境保全省(DOC)は、クイーンズタウン基準で往復約600km、12~14時間かかると案内しています(出典:ニュージーランド環境保全省)。

バスの魅力は「道のり自体」

ミルフォード・ロードは単なる移動区間ではなく、それ自体が見どころです。ミラーレイク、ザ・ディバイド、モンキークリークといった停車ポイントで写真を撮り、テ・アナウで休憩を取ります。テ・アナウ~ミルフォード間の240km区間には商店もガソリンスタンドもなく、携帯電話の電波も限られているため、レンタカーで自分で運転するより、ツアーバスの方が快適な区間です。

マイター・ピークと断崖が見えるミルフォード・サウンドのフィヨルド全景

バスの弱点は「その日は他のことができない」

夕方7時前後の帰着になるため、その日は夕食くらいしか残る時間がありません。南島の日程が3日なら33%をこの1日に使うことになり、4日なら25%です。何度かスケジュールを組み直してみましたが、短い日程でこの1日をそのままにしておくと、クイーンズタウン市内観光・ワカティプ湖・アクティビティがすべて後ろにずれ込みます。

小型飛行機往復(フライ・クルーズ・フライ)なら半日で完結

往復フライトのプランは、片道約45分のフライト+クルーズ1.5~2時間で合計4~5時間です。出発も午前10時や午後12時15分など遅めなので朝はゆったりでき、午後半ばにはクイーンズタウンに戻ってきます。料金はNZD 730からです。

実はフライト区間自体が2つ目の観光

サザンアルプス山脈や氷河、湖の上を低空で飛ぶ区間なので、「移動」というより遊覧飛行に近い体験です。往路と復路でルートを変え、行きと帰りで景色が重ならないよう運航しているプランもあります。

片道だけ飛行機を使うコーチ+クルーズ+フライ(NZ$899)は、料金は往復フライトより高いのに時間は丸1日かかります。「時間を節約するため」に選ぶオプションではなく、ミルフォード・ロードの景色も見たいけれど、帰りの5時間だけは省きたいときに使う選択肢です。


1日の価値を計算してみました

為替レートで計算する前に、NZD基準だけで見ても差は明らかです。往復バス(292)と往復フライト(730)の差額は約NZD 438、節約できる時間は約8時間です。1時間あたりNZD 55ほどを払って、1日の3分の1を買い戻す計算になります。

ミルフォード・サウンドツアー3つの選択肢の料金と所要時間インフォグラフィック
その8時間で何ができるかを重ねてみると、判断がしやすくなります。クイーンズタウン近郊のカワラウ・ブリッジ・バンジーは43mのジャンプに、バンジーバスでの往復送迎とTシャツ・動画が含まれていて、半日あれば十分です。浮いた午後にバンジージャンプやワカティプ湖クルーズをもう一つ組み込めば、差額は「割高な交通費」ではなく「もう一つの予定」に変わります。

天候によるキャンセルという変数 — ここで本当に差がつく

小型飛行機の弱点は天候です。ミルフォード・サウンドは雨の多い地域で、フライト可否は出発1時間15分前の最終判断で決まります。運航会社に電話で確認する必要があり、飛べない場合は次の便に振り替えるか、全額払い戻しを受けます。

天候リスクを減らす3つの原則

  • クイーンズタウン到着初日に予約する — キャンセルになっても翌日に回す余裕ができます
  • バスツアーをバックアップとして確認しておく — 道路が開いていればバスはおおむね運行します
  • 24時間ルールを確認する — 旅行者側の都合でキャンセルする場合、24時間以内は100%の手数料がかかります(天候によるキャンセルは別扱い)

冬(5~9月)はミルフォード・ロードに雪崩の危険区間があり、道路が規制されることがあり、スノーチェーンが必要になる場合もあります。ホリフォード分岐点~ザ・カズム区間は停車禁止エリアです。この時期はバスも100%安全な選択とは言えないため、出発前日に道路状況のお知らせを必ず確認してください。

雨の日を損だとばかり考える必要はありません。フィヨルドの断崖にかかる滝は雨量が多いときほど数が増えて迫力を増すため、クルーズ自体は雨の日こそ印象的だと語る旅行者が多いです。問題は雨そのものではなく視界です — フライトは雲や視界の影響を受けますが、クルーズはたいてい予定通り進みます。

日程が短い旅行者向けのおすすめの選び方

状況おすすめ
南島3日以下往復フライト(4~5時間)
南島4~5日、予算優先往復バス(1日確保)
ミルフォード・ロードの景色も見たいコーチ+クルーズ+フライ
クイーンズタウン滞在2泊以下フライトは到着初日、バスは予備日に

私なら、南島が3日の場合は午前10時の往復フライトを初日に予約し、キャンセルの連絡が来たらその日の午後は市内観光に切り替えて、翌日に再挑戦すると思います。予算を優先するならバスで1日を確保しつつ、前日・翌日は移動のない市内スケジュールにして、疲れを一か所にまとめておく方がよさそうです。


よくある質問

小型飛行機が天候でキャンセルになったら、その日のうちにバスツアーへ変更できますか?

同じ日に乗り換えるのは難しいです。バスツアーは早朝6時45分~7時35分にすでに出発しており、フライトのキャンセル判断は出発1時間15分前(午前10時便なら8時45分頃)に出るためです。現実的な対応としては、次の便への振り替えか払い戻しになります。

ホーマートンネルの待ち時間でバスがさらに遅れることもありますか?

はい、想定しておく必要があります。ホーマートンネルは全長1.2km、標高945mの片側交互通行区間のため、車両が多いと最大20分ほどの待ち時間が発生します。ツアーのスケジュールには通常織り込まれていますが、繁忙期に帰着が予定より遅れるよくある原因です。

テ・アナウから出発すれば、もっと時間を節約できますか?

バスに乗るならそうです。テ・アナウはミルフォードまで240km地点にある最後の町なので、クイーンズタウン発より往復の移動時間がずっと短くなります。ただし、クイーンズタウンからテ・アナウへの移動・宿泊の時間が加わるため、南島の日程が短い場合はかえって損になることもあります。

クルーズ時間が1.5時間と2時間に分かれますが、差は大きいですか?

2時間コースはタスマン海の入り口まで出ることが多いです。マイター・ピークや滝の区間はどちらのコースも通るので、時間がタイトでも1.5~2時間のどちらを選んでも見どころは押さえられます。予約の際はクルーズ運営会社と所要時間を一緒に確認してください。

ミルフォード・サウンドツアーは、「いくらか」より「何時間か」を先に計算すると答えが早く見つかります。日程が短いほど、節約できる8時間は料金差額より価値があります。ただし、天候によるキャンセルを吸収できる予備日は必ず1つ残しておいてください。

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