夏の海外旅行の準備で、航空券より先に用意すべきなのがパスポートです。新規発給はどこでするのか、再発給はオンラインでできるのか、手数料はいくらなのか、有効期限がどれくらい残っていれば出国できるのか — イージーチケットが外交部旅券案内・政府24の情報をもとに一度にまとめてみました。2026年3月から手数料が20年ぶりに値上がりした点もあわせてお伝えします。
新規発給 vs 再発給、何が違うの?
最初に迷うのが「自分は新しく作るの? それとも再発給なの?」という点ですよね。基準はシンプルです。
- 新規発給: パスポートを一度も作ったことがない場合(生涯初めて)
- 再発給: すでにパスポートを持っているが、①有効期限が切れた ②まもなく期限切れ(6ヶ月未満) ③紛失・損傷した ④査証(ビザ)ページが足りない ⑤氏名・住民登録番号など情報が変わった、のいずれかに該当する場合
有効期限が残っていても、残存期間が6ヶ月未満だと入国を拒否する国が多いです。こうしたケースでは、期限前でも早めに再発給を受けておくのが安全です。
ポイントは、生涯初めての発給と満18歳未満の未成年者は必ず訪問申請になるという点です。一方、電子パスポートを一度でも取得したことのある成人であれば、オンライン再発給が可能です。
パスポート発給方法 — どこでどう申請するの?
申請ルートは大きく訪問とオンラインの2つです。ご自身の状況に合う方を選べばOKです。

訪問申請(生涯初めての発給・未成年者は必須)
全国の市・郡・区庁のパスポート窓口、出入国・外国人庁、そしてパスポート業務を扱う一部の郵便局で申請できます。海外にいる場合は、最寄りの在外公館(大使館・総領事館)で申請します。
訪問申請の流れは以下の通りです。
- パスポート用写真1枚(6ヶ月以内に撮影)を準備
- 身分証を持ってパスポート窓口を訪問
- パスポート発給申請書を記入・提出し、手数料を納付
- 処理完了後、申請した機関で直接受け取り
未成年の子どものパスポートは法定代理人(親)の同意が必要で、同意書・家族関係を確認できる書類が別途必要です。
オンライン再発給(政府24・passport.go.kr)
電子パスポートを発給された経験のある成人なら、政府24(韓国の行政サービス統合ポータル)または外交部旅券案内(passport.go.kr)でオンライン再発給が可能です。必要なものは以下の通りです。
- 本人名義の共同認証書(オンライン本人確認用の電子証明書、旧・公認認証書)でログイン
- パスポート用写真ファイルのアップロード — 推奨規格413×531ピクセル(横395~431、縦507~550ピクセルの範囲)
- 写真は受付日基準で6ヶ月以内に撮影したものだけ使用可能
オンライン再発給でも、パスポートの受け取りは訪問受領が原則です。しかも受付が完了すると受け取り機関の変更ができないので、申請時に受け取りやすい機関をよく選ぶ必要があります。
パスポート手数料を一目で整理(2026年3月値上げ)
外交部は2021年の次世代電子パスポート導入以降、製造・発給原価が上がったという理由で、2026年3月1日からパスポート手数料を一律2,000ウォン値上げしました。発給手数料の調整は2005年以来20年ぶりです(出典:韓国外交部)。以下は国際交流寄与金まで含めた実際の納付総額基準です。

| パスポートの種類 | ページ数 | 手数料(2026.3.1~) |
|---|---|---|
| 複数旅券10年 (満18歳以上) | 58面 | 52,000ウォン |
| 複数旅券10年 | 26面 | 49,000ウォン |
| 複数旅券5年 (満8~17歳) | 58面 | 44,000ウォン |
| 複数旅券5年 (満8~17歳) | 26面 | 41,000ウォン |
| 複数旅券5年 (満8歳未満) | 58面 | 35,000ウォン |
| 複数旅券5年 (満8歳未満) | 26面 | 32,000ウォン |
| 単数旅券 (1年以内) | - | 17,000ウォン |
| 残存期間引き継ぎ再発給 | 58面 | 27,000ウォン |
一般的な成人旅行者なら10年58面の複数旅券52,000ウォンが基本です。使用面数が少ない26面を選ぶと3,000ウォン安くなります。
パスポートの有効期限・残存期間の確認方法
出国直前に一番見落としがちなのが有効期限です。確認方法は2つあります。
- パスポートの身分事項ページ(写真のあるページ)の「有効期間満了日」を直接確認する
- 政府24・外交部旅券案内(passport.go.kr)で本人認証後に照会する
行政安全部・外交部はパスポートの有効期限が満了する6ヶ月前に通知サービスで案内してくれます。あらかじめ申請しておけば、うっかり忘れることが減ります。
「残存期間6ヶ月」ルールがポイントです
パスポートがまだ切れていなくても、多くの国が入国日基準で残存有効期間6ヶ月以上を求めます。
- 6ヶ月以上必要: タイ・ベトナム・マレーシア・ラオスなど東南アジアのリゾート地、スイス・イギリス・ギリシャなど一部のヨーロッパ諸国
- 特別な規定なし: 日本は残存期間を別途求めていません
- 例外: アメリカは韓国を「Six-Month Club」免除国に分類しており、滞在予定期間分だけ有効であれば、6ヶ月未満でも入国が可能です
国によって基準が異なります。航空券を予約する前に目的地国の残存期間要件を必ず確認し、不足していれば出国前に再発給を受けましょう。
発給に必要なもの・所要期間チェックリスト
国内申請の場合、処理期間は通常営業日8日ほどです(土日・祝日を除く)。夏の繁忙期はさらに遅れることがあるので、出国の1ヶ月前には申請することをおすすめします。出張・家族の死亡など事情がある場合は緊急発給も可能です。
出発前に以下だけチェックしておけば漏れがありません。
- パスポート用写真1枚(またはファイル) — 6ヶ月以内に撮影
- 身分証(住民登録証・運転免許証など)
- 手数料(10年58面基準52,000ウォン)
- 未成年者: 法定代理人の同意書・家族関係を確認できる書類
- オンライン再発給: 共同認証書、規格に合った写真ファイル
- 残存有効期間が6ヶ月以上あるか確認
- 受け取り機関・受け取り予定日をメモ(受付後は変更不可)
よくある質問 FAQ
パスポートの再発給もオンラインでできますか?
電子パスポートを発給された経験のある成人は、政府24・passport.go.krでオンライン再発給が可能です。ただし、生涯初めての発給と満18歳未満の場合は必ず訪問申請が必要で、オンラインで申請してもパスポートの受け取りは訪問になります。
パスポートの手数料はいくらですか?
2026年3月1日から値上げされ、成人の10年複数旅券(58面)は52,000ウォン、26面は49,000ウォンです。単数旅券は17,000ウォン、残存期間引き継ぎ再発給は27,000ウォンです。
有効期限が8ヶ月残っていますが、旅行に行っても大丈夫ですか?
目的地によって異なります。残存期間6ヶ月以上を求める国であれば8ヶ月は問題ありませんが、旅行が長かったり経由地があったりするとタイトになることがあります。入国日基準で6ヶ月残っているか計算してみて、微妙な場合は早めに再発給を受けるのが安全です。
発給までどのくらいかかりますか?
国内申請は通常、営業日8日ほどです。夏の休暇シーズンはさらにかかることがあるので、出国の1ヶ月前の申請をおすすめします。急ぐ場合は緊急発給制度を調べてみましょう。
パスポートさえ早めに準備しておけば、夏休みの準備は半分終わったようなものです。今日、有効期限を一度確認してみて、6ヶ月がぎりぎりなら繁忙期が混み合う前に急いで申請しておきましょう。🛫