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上海ノービザ週末旅行、持ち物から外灘の夜景まで

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ビザがネックで中国だけはずっと後回しにしてきたなら、今がまさにベストタイミングです。韓国の一般旅券所持者は2026年12月31日24時まで、最長30日間ビザなしで中国に入国でき、仁川~上海はフライト時間が2時間10分前後なので、金曜の夜に出発して日曜に帰る週末日程も十分可能です。問題はビザではなく決済アプリとインターネット——この二つを韓国で済ませておかないと、現地でカードも使えず、カカオトークも開けません。

上海ノービザ、正確にはどんな条件?

中国政府は韓国を含む一方的ビザ免除政策を2026年12月31日まで延長しました。これに該当すれば、上海でも北京でも別途査証なしで入国できます。

項目内容
適用期限2026年12月31日24時まで
滞在期間入国日を含め最長30日
対象旅券一般旅券(電子旅券)所持者
許可目的商用・観光・親族訪問・交流訪問・経由(トランジット)
対象外の目的就労・取材・留学・公演など(別途査証が必要)

週末2泊3日なら30日の上限は気にする必要はありません。その代わり見落としがちなのが入国目的の説明です。ビザなしでも入国審査で訪問目的と滞在期限を説明できる必要があり、宿泊登記の義務も守らなければなりません(出典:韓国外交部)。ホテルに泊まる場合はチェックイン時にパスポートを預けることで自動的に処理されますが、知人の家や個人宿泊施設に泊まる場合は、管轄の派出所での登記を自分で行う必要があります。

ノービザ=無条件で通過できるという意味ではありません。入国カードに記入する宿泊先の住所(中国語表記)帰りの航空便情報はスクリーンショットを撮ってスマホに保存しておきましょう。ネットが遮断された状態でメールを開こうとして、審査ブースの前で冷や汗をかくケースが実際に少なくありません。

30日を超えて滞在したくなったら

滞在期限を超えそうな場合は、期限内に管轄の出入境管理局を訪れて一時滞在ビザを取得する必要があります。週末旅行者には関係ない話ですが、「出張ついでにもう少しいようかな」と思い立っても、そのまま居座ることはできません。


出発前の旅行準備と費用まとめ

この記事の中で一番じっくり読んでほしい部分です。上海は準備さえ終えれば本当に快適な都市、逆に準備を怠るとカードも地図アプリも使えなくなる都市なんです。スケジュールを組む前に、まずこの表を埋めてみましょう。

準備するもの目安の費用準備するタイミング
往復航空券(仁川~上海)通常期15~25万ウォン台2~3か月前
eSIMまたは迂回SIM(2~3日用)1万ウォン台前半から出発3~5日前
アリペイ・WeChat Payのカード登録無料(手数料は別途)韓国で必須
空港~市内の交通費地下鉄7元/リニア40~50元現地
豫園(ヨエン)の入場料30~40元現地

決済アプリ——上海旅行準備の8割

中国では現金やプラスチックカードがほとんど通用しません。屋台も地下鉄の改札もコンビニも、すべてQRコード決済です。外国人でもパスポート認証をすればアリペイのアカウントを作成し、海外カード(Visa・Mastercard・JCBなど)を登録できます。

手数料の仕組みを知っておくとお金の節約になります。アリペイ・WeChat Payに海外カードを登録して使うと、200元以上の決済で約3%の手数料がかかります。一方、銀聯(UnionPay)カードを登録すれば、200元を超えてもこの3%はかかりません。つまり、食事代やお土産のような200元未満の支払いはどのカードでも構いませんが、ホテル代のような大きな出費は銀聯系のトラベルチェックカードで支払うのが有利です。

アリペイの海外カード決済、200元基準の手数料比較インフォグラフィック

eSIM・SIMカード——カカオトークが使えるかどうかの問題

中国の現地通信網をそのまま使うと、カカオトーク・Googleマップ・Instagram・YouTubeがブロックされます。そのため商品を選ぶときは、「迂回」「香港/マカオ経由」「VPN込み」という表記があるかを確認する必要があります。この表記があるeSIMなら、一日2GBで4日間使えるプランが1万ウォン台前半から見つかります。

私自身も日程を組んでいてここで一度つまずいたのですが、地図アプリが開かないと、外灘(バンド)や豫園のように路地が入り組んだエリアでは動線がまるごと崩れてしまいます。通信手段は航空券の次に優先順位を置くべきです。

迂回eSIMであっても、ChatGPT・TikTokなど一部のアプリはブロックされる場合があります。業務用アプリがどうしても必要な場合はVPNを別途用意しつつ、中国では公式に許可されていないVPNの利用が制限されている点は理解しておきましょう。

両替と交通

現金は非常用に少額だけあれば十分です。地下鉄はアリペイ内の交通QRコードでそのまま乗車できるので、実物の交通カードをわざわざ買う理由は少なくなりました。浦東空港から市内に入る方法は大きく二通りあります。

  • 地下鉄2号線:約7元、市内中心部まで60~70分。スーツケースが大きい場合は通勤ラッシュの時間帯を避けましょう。
  • リニアモーターカー(マグレブ):龍陽路駅まで8分、片道50元。当日の航空券(eチケット)を提示すると40元に割引されます。龍陽路で地下鉄に乗り換えれば、人民広場まで合計40分ほどです。

金曜の夜到着——外灘の夜景からスタート

週末旅行の最初のハイライトは、やはり外灘が一番です。黄浦江の向こうに広がる浦東の摩天楼が一斉にライトアップされる瞬間が見どころで、点灯は夏季が夜7時ごろ、冬季が夜6時ごろです。消灯は平日が夜10時、週末・祝日は夜11時なので、金曜・土曜到着のほうが時間的にずっと余裕があります。

高層ビルの立ち並ぶ通りを歩く人々

徒歩移動の基本ルート

外灘へは地下鉄2・10号線の南京東路駅から歩いて向かうのが無難です。何度か地図を見直してみると、川沿いの遊歩道(外灘観景台)を南から北へ歩き、南京東路の歩行者天国へ抜けるルートが人の流れに逆らわずに済みました。逆方向に進むと、夜景の時間帯に人混みを正面から突っ切ることになります。

写真が一番きれいに撮れるタイミング

点灯直後の30分間、つまり空にまだ青みが残っている時間帯は、建物のライトアップと空の明るさが近く、シルエットがつぶれません。眺め自体は夕方6時から9時の間が一番おすすめです。

土曜日——豫園と豫園商城の夜市

豫園は昼と夜で表情がまったく違う場所です。これを知らないと無駄足を踏みやすいので、表で整理してみます。

区分豫園(庭園内部)豫園商城(夜市・商店街)
入場料繁忙期40元/閑散期30元無料
営業時間午前9時~午後4時30分夜10時ごろまで
定休日毎週月曜休み年中無休
ライトアップなし午後5時~9時30分点灯

まとめると、午後4時30分以降は有料の庭園には入れませんが、代わりにゲートのない豫園商城が夜10時まで賑わっています。午後遅くに到着したなら、チケット売り場を探し回らずにそのまま商店街のほうへ入ってしまえばOKです。

庭園まで見たいなら午前中に

庭園内部は明代の造園がぎっしり詰まっているので、ゆっくり歩くと1時間以上かかります。月曜休み+午後4時30分終了という組み合わせなので、土曜の午前10時ごろ入場→ランチ→午後は別の予定→夕方にもう一度豫園商城へ戻ってくる流れが一番無駄がありません。

夜市は夕方6時以降に

豫園商城のライトアップは午後5時に点灯しますが、日がすっかり沈んだ後のほうがずっと華やかです。ここから外灘までは徒歩圏内なので、豫園商城→外灘の順でつなげれば、一晩で両方を見て回れます。
中国・上海の豫園と豫園商城

2泊3日の予算はどれくらい見ればいい?

航空券だけで見ると、通常期は往復15~25万ウォン台です。ただし中国の労働節や国慶節のような大型連休には30~40万ウォン台まで上がるので、週末旅行なら連休をあえて避けるほうが得です。

チェックリストにまとめてみます。

  • 航空券の予約(通常期15~25万ウォン台、連休を回避)
  • パスポートの有効期限確認+宿泊先の中国語住所をスクリーンショット
  • アリペイのインストール・パスポート認証・海外カード登録(韓国で)
  • 銀聯(UnionPay)系カードを1枚用意(200元以上の決済用)
  • 迂回eSIMの購入(一日2GB、1万ウォン台前半から)
  • 空港~市内の交通手段を決める(地下鉄7元/リニア40~50元)
  • 豫園の訪問曜日を確認(月曜休み

宿泊先は南京東路や人民広場の周辺にすると、外灘・豫園がどちらも地下鉄二、三駅圏内に収まるので、移動の費用と時間がぐっと減ります。短い週末旅行であるほど、宿の立地が予算以上にスケジュールを左右します。


よくある質問(FAQ)

ノービザですが、往復航空券や宿泊予約を見せなくても大丈夫ですか?

入国時に入国目的と滞在期限を説明できる必要があります。毎回書類の提示を求められるわけではありませんが、帰りの航空便情報と宿泊先の住所はスクリーンショットで保存しておくほうが安全です。現地でネットが遮断されてメールを開けない状況になり得るので、なおさらです。

アリペイは韓国で事前に登録しておく必要があるのはなぜですか?

現地の通信網では認証SMSやアプリストアへのアクセスがブロックされたり遅くなったりすることがあります。カード登録やパスポート認証は、韓国でネット環境が良好なうちに済ませておくのが安全です。200元以上の決済にかかる3%の手数料を避けたいなら、銀聯(UnionPay)カードを登録しておきましょう。

豫園の入場券を買ったのに夜市のライトアップが見られませんでした。なぜですか?

有料の庭園は午後4時30分に閉まり、ライトアップされる豫園商城は午後5時から明るくなり始めるためです。二つのエリアは隣接していても、営業時間帯がずれています。一日で両方見たいなら、午前に庭園、夕方に商城と分けて二回訪れるのが正解です。

上海ではカカオトークが本当に使えないんですか?

現地の通信網をそのまま使うと、カカオトーク・Googleマップ・Instagramがブロックされます。「迂回」や「VPN込み」と明記されたeSIM・SIMカードを使えば、特別な設定なしにいつも通り使えます。普通のローミングや現地SIMをそのまま買うとブロックされてしまいます。

リニアモーターカーには必ず乗るべきですか?

時間をお金で買う選択肢です。地下鉄は7元で60~70分、リニアは8分で片道50元(当日の航空券提示で40元)、龍陽路での乗り換えが必要です。2泊3日のように時間が惜しい日程なら、到着日だけリニアに乗り、帰りは地下鉄という組み合わせもおすすめです。


ビザの壁がなくなった今、上海は東京・大阪と同じくらい気軽に行ける都市になりました。航空券より先にアリペイの登録と迂回eSIMの二つさえ済ませておけば、あとは外灘の点灯時間と豫園の定休日さえ合わせればいい、とてもシンプルな旅です。まずは来週末のカレンダーに、金曜夜の便を一つ入れてみることから始めてみましょう。

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