子どもを連れてグアムに行くのに「レンタカーはどうしても無理」と感じる方、多いですよね。結論から言うと、グアムはタモンという一つのエリアにホテル・ビーチ・ショッピングモールが集まっているので、レンタカーなしでもシャトルとタクシーだけで4泊を十分に回せます。むしろ子どもと一緒なら、運転のストレスなく過ごせる方が楽なこともあります。赤いシャトルの料金からPIC中心の動線まで、レンタカーなし家族の目線でまとめてみました。
レンタカーなしでもグアム4泊が可能な理由
グアム旅行の90%はタモン(Tumon)エリア内で完結します。ほとんどのホテル、タモンビーチ、Tギャラリア・ザ・プラザといったショッピングモール、レストラン街が、パレサンビトレス・ロード(Pale San Vitores Rd)という一本の通り沿いに集まっているんです。この大通り沿いを赤いシャトルバスが往復しているので、子ども連れでも「シャトル+徒歩+たまにタクシー」の組み合わせで、たいていの場所には行けます。
レンタカーを使わないことで、子連れ家族が得られるメリットは意外と大きいです。
- 慣れない右側通行や狭い駐車場で運転する必要がありません
- 子どもが寝てしまっても、抱っこしたままシャトルやタクシーで移動できます
- チャイルドシート設置・返却のストレスがありません
- リゾートでの水遊びが中心なので、そもそも遠出をしません
宿泊先をタモンの中心街にするのが、レンタカーなし旅行のポイントです。同じ値段なら、シャトル路線が通る大通り沿いのホテルの方が移動がずっと楽です。
赤いシャトル(Red Shuttle) — レンタカーなし家族の足
タモンを南北に行き来する赤いシャトルバス(Red Shuttle)が、実質的にグアムの公共交通機関です。マイクロネシアモールからグアム・プレミア・アウトレット(GPO)まで、タモン中心部の大通りを北回り・南回りの路線で往復しています。

料金は乗車券の種類によって、次のように分かれています。
| 乗車券 | 料金(USD) | こんな時におすすめ |
|---|---|---|
| 1回券 | $7 | 1~2回だけ乗るとき |
| 1日券 | $15 | 1日でモールを何度も往復するとき |
| 2日券 | $20 | 2~3日しっかり動き回るとき |
| 4日券 | $30 | 4泊ずっと自由に利用 |
5歳以下のお子様は無料、6歳以上は大人と同一料金です(出典:Guam Red Shuttle)。4泊の日程なら、大人は4日券($30)の方が1回券を都度購入するよりお得で、未就学児は無料なので家族単位での負担がぐっと減ります。
Eチケットで購入すれば、スマートフォンの画面を見せるだけで乗車できます。ただし、乗車時にインターネット接続が必要なので、SIMカード・eSIMやポケットWiFiは必ず準備してください。運行間隔は比較的余裕があるので(数十分単位)、事前に時刻表を確認してから動く方が、子連れのときは安心です。
空港⇔ホテルの移動はどうする?
荷物が多く子ども連れの家族にとって、一番負担になるのが空港~ホテルの区間です。赤いシャトルはこの区間をカバーしていないので、次の3つの中から選べばOKです。
- パッケージ・ホテル送迎シャトル: PICなどのリゾート商品に、往復空港シャトルが含まれている場合が多いです。まず予約内容を確認しましょう。
- カカオT グアムタクシー: 韓国のカカオTアプリに「グアムタクシー」という専用メニューがあり、変動のない確定料金制で事前に呼べます。現地到着前に予約できるので、言葉の心配が少なくて済みます。
- 一般タクシー: 基本料金$2.40、最初の1マイル(約1.6km)$4.00、以降¼マイルごとに$0.80加算されるメーター制です。
4人家族でキャリーケースまであると、タクシー1台に乗り切れないことがあります。人数や荷物が多い場合は、バンタクシーを指定して予約するのが安全です。
PIC中心の4泊、こう回ると楽です
家族旅行者に人気のPIC(パシフィック・アイランド・クラブ)は、77mのウォータースライダー、波のプール、スノーケリング専用プールなど水遊び施設がリゾート内に全部揃っているので、実はシャトルに乗ること自体があまり多くありません。「リゾートで遊んで、必要なときだけシャトル・タクシー」というのが、レンタカーなし4泊の基本公式です。

- 1日目: 空港到着 → タクシー/送迎でホテルにチェックイン → リゾートに慣れる、近くのスーパーで買い出し
- 2日目: 午前はリゾートのウォーターパーク → 午後はシャトルでTギャラリア・ザ・プラザで買い物・夕食
- 3日目(水曜日がベスト): 昼はタモンビーチで水遊び → 夜はチャモロビレッジ・ナイトマーケット
- 4日目: 午前はリゾートで最後の水遊び → マイクロネシアモールまたはGPOで買い物
- 5日目: チェックアウト → タクシーで空港へ
タモンビーチとその周辺は徒歩で十分です
タモンビーチは三日月形の穏やかなビーチで、子どもの水遊びにぴったりです。ほとんどのホテルがビーチのすぐ前か徒歩圏内にあるので、この区間はシャトルすら不要で歩いて回れます。波が強くないので幼児や小学校低学年の子どもでも遊びやすく、午前中の時間帯は比較的空いています。






ビーチの前にはTギャラリアやザ・プラザといったショッピングモールとレストランが並んでいるので、日中暑いときはエアコンの効いたモールに避難してから、また水遊びに戻るというふうに子どものコンディションを調整しやすいです。重い荷物は持たず、水遊び用品と水、子どものおやつくらいを持って身軽に行き来すればOKです。
チャモロビレッジ・ナイトマーケット、水曜日がカギ
グアムでレンタカーなしの家族がぜひ押さえておきたいお出かけ先がチャモロビレッジ・ナイトマーケットです。グアム政府が運営する市場で、毎週水曜日の夜6時から屋台・グルメが最も大きく開かれ、伝統芸能の公演も見られます。この日なら、子どもと一緒にローカルな雰囲気をしっかり楽しめます。




問題は、ナイトマーケットがタモンから離れたハガニア(アガニア)エリアにあるため、移動を別途考える必要がある点です。
- Tギャラリア・GPO前発のナイトマーケットシャトル: 無料ではなく、往復$7の有料です。水曜日の夜に合わせて運行します。
- PIC宿泊者向けシャトル: PICからチャモロビレッジ行きは午後5時30分~7時30分、帰りの便は午後6時30分~8時30分に運行します。
- カカオTタクシー: 時間を自由に動きたいならタクシーが便利です。
レンタカーなしで回るときのチェックリスト
レンタカーなし家族が見落としがちなポイントをまとめました。
- 宿泊先をタモン中心部の大通り沿いで予約(シャトルへのアクセス)
- 赤いシャトルの4日券または1日券を事前に決済(Eチケット)
- SIMカード・eSIMなどデータ通信の準備(Eチケット乗車時に必須)
- カカオTアプリのインストール・決済カード登録(空港・ナイトマーケット用)
- シャトルの運行時刻表をスクリーンショットしておく
- ナイトマーケットは水曜日の夜の日程に組み込む
- 4人以上ならバンタクシーの予約を確認
シャトルの料金・運行時間はシーズンや現地事情(台風の復旧対応など)によって変わることがあります。出発前に公式サイトで最新の路線と時間をもう一度確認してください。
よくある質問(FAQ)
子どもが小さいのですが、シャトルにベビーカーを載せて乗れますか?
赤いシャトルは座席型のバスなので、折りたたみ式ベビーカーは畳んで乗ることをおすすめします。荷物が多かったり子どもが小さかったりする場合は、その区間だけカカオTタクシーで移動する方が楽です。
5歳以下は本当にシャトルが無料なんですか?
はい、公式案内によると5歳以下は無料、6歳以上は大人と同じ料金です。未就学児が2人でも、大人料金だけ払えば大丈夫です。
水曜日に行けなければ、チャモロ・ナイトマーケットは意味がないですか?
ナイトマーケットの規模や公演は水曜日が一番充実しています。他の曜日も市場自体は開かれていますが、屋台やグルメが少ないので、日程が合うなら水曜日の夜に合わせるのがおすすめです。
PICだけにいても4泊は退屈しませんか?
PICはウォーターパークやキッズプログラムがリゾート内に全部揃っているので、水遊びだけでも2~3日はあっという間です。これにショッピングモール・タモンビーチ・ナイトマーケットを加えるだけで、4泊は十分充実します。
レンタカーなしでも、グアムは十分楽しめる家族旅行先です。タモン中心部に宿を取り、赤いシャトルの4日券を一つ用意すれば、運転の心配なく子どもとゆったり過ごせます。出発前にシャトルの時刻表とカカオTさえ準備しておけば、準備は万端です。
参考出典
画像の出典3
- 📷 yeojin yun / Unsplash
- 📷 Winston Chen / Unsplash
- 📷 Ryan Yoo / Unsplash